Ozzy Osbourne
言わずと知れたハードロック界の帝王。
最近では、自身の家庭内映像を海外のテレビで放送した「The Osbournes」で、彼の音楽を聴いたことがない人でも「あぁ、あのオッチャンね」と、一気に認知度が上がってしまった帝王です。「帝王」と「オッチャン」は、紙一重なんですね‥‥。
オジーには、たくさんの伝説があります。「鳩の首を食いちぎったり」「コウモリの頭を生きたまま食べちゃったり」「アラモの砦(宗教的に神聖な場所らしいです)にオシッコしちゃったり」「奥様シャロンの殺人未遂をしちゃったり」、考えるだけで笑える恐ろしい伝説(?)の数々ですね。
真面目なギターキッズのチプルは、「ロックはこういうものだ」と多大な影響を受けました(たぶん間違っています)。
オジーの音楽を語るうえで欠かせないのが、歴代のギタリストたちです。
オジーのデビューを支え、伝説の名曲を数多く残し、ギターのフレーズひとつひとつが今聴いても斬新な「ランディ・ローズ」。残念ながら、飛行機事故で他界してしまいました。
繊細で完成されたギタースタイルの持ち主であり、名曲「Bark at the Moon」を生んだ「ジェイク・E・リー」。満月を見ると吠えたくなる人は、日本全国に 3万人はいるでしょう(予想)。
そして、あえてひとこと挙げるなら「ビール大好き」の「ザック・ワイルド」。その名の通り、生き方すべてがワイルドです。鎖のストラップがついたレスポールを、片手で軽々と持ち上げながらビールを飲む様は、全国 5万人の女性ファンが気絶しています(たぶん事実)。
‥‥もう一人は割愛します‥‥。
そんな最高のギタリストを引き連れて日本にやってきた、オジー「最後の」ツアーに何度か騙されつつも、「やっぱり何度聴いてもオジーは最高だなぁ」と悦に入る今日この頃。
ハードロック業界が「第三世代」に移行しても、「帝王オジー」の貫禄と尊厳が色褪せることはないでしょう。でも、どちらかというと、チプルはザック Love。
【参考】
■ Ozzy Osbourne Official Site
【Ozzy Osbourne Released Album】
■ Blizzard of Ozz
■ Diary of a Madman
■ Speak of the Devil(Live)
■ Bark at the Moon(邦題:月に吠える)
■ The Ultimate Sin(邦題:罪と罰)
■ Tribute(Live)
■ No Rest for the Wicked
■ Just Say Ozzy(Live)
■ Best of Ozz
■ No More Tears
■ Live & Loud(Live)
■ Ozzmosis
■ Down to Earth
■ Live at BUDOKAN(Live)
■ Ozzman Cometh
■ The Essential Ozzy Osbourne