膵臓がん vol. 5
まず、信用できるお医者さんを探しましょう。そして迷わず、セカンドオピニオンを受けてください。
セカンドオピニオンとは、別のお医者さんに診断を受けることです。
もちろん、初めに診てもらった先生が、100% 信用できる先生なら必要ないかもしれませんが、別の先生に診てもらって今後の治療方針が変わることもあります。
例えば、初めのお医者さんに「もう手術は無理です。だから抗がん剤で治療しましょう。」と言われたとしても、別のお医者さんが診れば「まだまだ手術は可能。難しいですが、やる価値はありますよ。」という診断だったら、どちらがいいですか?
もちろん、セカンドオピニオンを受けたからといって、必ずしもよい方向に向かうとは限りません。でも、別の視点から診てもらうことで、異なる治療、異なる方針を提示されれば、少しでも治療の「幅」が広がると思います。
「田舎に住んでいるから地元の病院しか行けない」「いつもお世話になっている先生だから‥‥」という状況でも、自分(またはご家族)の命がかかっていることを、よく考えてみましょう。
遠くの病院で診てもらうことと、命のどちらが大事ですか?
もし、セカンドオピニオンの話をしてイヤな顔をするようなお医者さんなら、別のお医者さんをオススメします。
大切な選択肢のひとつとして、セカンドオピニオンを検討してみてください。