新選組! 最終回
山南さんが切腹して以来、いまいちモチベーションが持てなかった大河ドラマ。源さんが死んでしまったとき、ひとり斎藤が敵陣に突っ込んでいったときも「きみ、どうせ死なないしさ」などと変な目で見てしまったりして(笑)。
そんなこんなで最終回を迎えた「新選組!」。
最期にして、やっと近藤局長の見せ場が見られたというか、今までの影が薄過ぎたというか。やっぱり周りの配役が良過ぎて、主役としての影は全体的に薄かったなぁと思いました。
みなさんは、いかがでしたか?
それでもやっぱり、一年間見続けていると少しはしっくりくるもので、やや貫録も出てきた感じがしちゃいました。
役作りなのか、視聴者の慣れなのか。
最期のひと言を楽しみにしていたんですが、やっぱり「トシ‥‥」なんですねぇ。このひと言を言わせたければ、もう少し二人の友情を全面に押し出しても良かったのでは? とも思いました。
ただ、周りの濃いメンツがいるから、バランスを考えれば仕方ないのでしょうか。
たぶん、これを見ていた人の中には、龍馬や桂あたりとの関わり方に異論があったりすると思うんですが、そのあたりはさすがに批判したくないなぁと思います。
歴史ものとはいえ、これはあくまでも「史実を元にしたドラマ」であり、100% ノンフィクションを求めるものではないですからね。あり得ない嘘はいけませんが、ドラマを豊かにするための着色は楽しく受け入れるべきかな、と思います。
ただ歴史に疎いチプルなので、嘘をいわれても分からないかもしれませんが(笑)。
結論 : なにより、山南さん。そして、斎藤。