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年月日曜日

カテゴリーアイコン Final Fantasy XII

 しばらく Final Fantasy XII をプレイしておりまして、先日エンディングを迎えました。
 まだまだ倒していないモンスターやら入手していない最強武器やら色々あるみたいですが、全部やろうとするととっても時間がかかりそうなので、とりあえず終わらせてしまおうかと。

 実は FF をプレイするのは、FF VIII 以来。オンラインの XI も持っていたりしますが、プレイして 2時間ほどで挫折した覚えがあります(笑)。

 さて、本編のゲームの内容はというと、とても「まっとう」な王道ゲーム。
 お話の内容も、複雑にからんだ伏線や語られていない(というか語って欲しかった)エピソードなど、ゲーム本編では表現されていないお話などがたくさんありそうな気がしますが、比較的分かりやすいというか理解しやすいお話でした。エンディングのスタッフロール見て、少し納得な部分もありました。
 舞台がイヴァリースという世界なので、Final Fantasy Tactics に通じるものがあります。お話として別モノのようですが。
 FFT がかなり血なまぐさいお話だったのに対し、本作はすっきり爽快なお話だと思いましたが、どうでしょう?

 戦闘システムは、今までの FF シリーズから一新。どちらかというと FF XI のオンラインゲーム風な感じがしました。フィールドを歩いていると敵が見えていて、うっかり戦闘してみたら超強くて全滅ということもあったりして、Saga シリーズかとも思いましたよ(笑)。
 キャラクターの成長は、いわゆる普通のレベルアップとライセンスというシステムを導入。モンスターを倒すと経験値とライセンスポイントが入手でき、ライセンスポイントを消費して装備できる武器や防具、魔法や技などを自分の好きなように覚えることができます。終盤になるとライセンスポイントがいっぱいになって、どのキャラクターでも全部のライセンスを覚えることができます。そのため、ある意味キャラクターごとの個性がなくなっちゃう気がしましたが、ちからや魔力といった各キャラクター固有のステータスが、モンスターに与えるダメージに影響があるので、やっぱり前衛で武器を使うキャラや後衛で魔法を唱えるキャラなど、使い分けが必要になってきます。
 ちから 1 ポイントでも与えるダメージがかなり違うようなので、とても重要です。

 この戦闘に戦略性をもたせているのが、ガンビットというシステム。
 ドラクエでいうところの「ガンガンいこうぜ」という命令を、もっと細かくしたような感じ。
 各キャラクターごとに、最大 12個のガンビットが設定できるので、例えば「味方一人」に「毒消し」といった対象と行動を設定をすることで、猛毒になったキャラクターに毒消しでステータス異常を治すガンビットなどが設定できます。これによって、戦闘不能になった味方を自動的に復活させたり、火の属性が弱点であるモンスターにファイガの魔法と唱えるといった、弱点を突く攻撃を自動的にやってくれます。ガンビットを並べる順番によって優先度がつけられるので、戦闘よりも回復を優先するといった設定もできるわけです。
 ガンビットによっては、たとえ敵わないと思えるようなモンスターでも、レベルを上げずに倒すことができたりするので、とても重要な要素です。
 さらにモンスターごとの属性による弱点がかなり顕著なので、敵の弱点をつく魔法や武器、逆に敵の魔法を無効化するアイテムの装備など、戦闘する前の装備やガンビットの準備もかなり重要。モブと呼ばれる、依頼されたモンスター退治では、単にレベルが高ければ勝てるという状況ではないものも多く、ガンビットや装備、使うアイテムなどなど、戦略を練ることも多かったです(ファヴニールとか)。

 プレイヤーが使うキャラクターはと言うと、主人公のヴァンはまったくと言っていいほど存在感がなく(笑)、エピソードとしては冒頭で兄が殺されちゃった、というだけ?
 本当の主人公は、本人も言っているようにバルフレアで決まりでしょう。バルフレアとフランがいつ出会ってどういう経緯で一緒に空賊をしているのか、といったあたりがとても気になります。
 バッシュの渋さは言わずもがな、アーシェも物語の核を担ったエピソードが満載。
 やっぱりヴァンとパンネロの二人の固有のエピソードが、もっと欲しかったかな、と思います。パンネロにいたっては、無いに等しいですよね?(笑) 歌と踊りが得意という設定は、どこへ…?

 その他、レダスやアルシド、ジャッジ・ガブラスといった敵やサブキャラなど、個性とアクの強いキャラが満載。いわゆるオヤジキャラが濃いです。アーシェやパンネロ、フランなど一見すると萌キャラちっくな感じがしますが、ストーリーはぜんぜんそんなエピソードもなく。キャラクター同士の恋愛的なエピソードが皆無だったのことも、逆に好感がもてました。

 そして最後に、ギルガメッシュ。
 FF V のビッグブリッジでの闘いを、あの音楽も見事に再現。
 出てくる武器も FF VII のバスターソード(偽)や FF VIII のガンブレードなどをはじめ、「あの」伝説の剣も登場して、こんなところに SQUARE と ENIX の合併効果が現れるとは(笑)。モブ狩りの中でも面白い戦闘のひとつでした。
 ちなみに、召喚獣は召喚したことが一度もなく(ストーリー上、仕方なく一度だけ召喚しましたが)、使ったことのない技も多い。よく使う魔法も決まってくるので、必要のない魔法も多々あるかな。

 ラスボスはちょっと手ごたえ無いかも。
 ストーリー本編のボス戦よりは、モブのモンスター退治のほうが戦闘としては面白いですね。
 ヴェーネスは消滅した、という解釈?
 語られていないエピソードは、タクティクスオウガオウガバトルサーガのような感じで、外伝的なゲームとしてプレイできたりするのかなぁ。
 それはそれで楽しみかもしれません。
 お願いします、松野さん

【参考】
 ■ Final Fantasy XII Official Site

【Amazon】
 ■ Final Fantasy XII

【Wikipedia】
 以下は一部ネタバレ含みますので、プレイ前の方はご注意。
 ■ Final Fantasy XII
 ■ Final Fantasy Series
 ■ Final Fantasy Tactics
 ■ Tactics Ogre
 ■ Ogre Battle Saga

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