膵臓がん vol. 1
ひょんなことから、ちょっぴりだけ「膵臓がん(すいぞうがん)」に詳しくなりました。すでにあちこちのページで既知の内容ですけど、書き留めておきたいと思います。
何かのお役に立てば幸いです。
まずは、「膵臓」の働きをみてみましょう。
■ 膵臓の働き
そもそも、「膵臓」ってどんな臓器なんでしょう?
「膵臓」は、食べ物を消化するときに使われる「膵液(すいえき)」を作っています。「膵液」には「インスリン」という成分が含まれていて、糖分を分解しています。「膵液」が作られないと「インスリン」が作られないことと同じなので、消化のときに糖分が分解されなくなり、糖尿病などになったりしてしまいます。
では、「膵臓」が無くなってしまったら、人は死んでしまうのでしょうか。いえいえ、死んだりはしないみたいです。
そのかわり、「インスリン」を人工的に注射などで補う必要があります。
■ 膵臓の場所
「膵臓」は胃の後ろ側、お腹ではなく背中側にある臓器と考えると、分かりやすいと思います。もし、「膵臓」に何かの異常があると、背中や腰が痛くなったりします。それは、背中に近い場所に「膵臓」があるためです。
そんな「膵臓」の中を「胆管(たんかん)」が通っています。「胆管」は、「肝臓」で作られた「胆汁(たんじゅう)」を腸に流し込むための管です。その「胆汁」が「膵臓」の中を通っている「胆管」に伝わり、「膵臓」で作られた「膵液」と一緒に「十二指腸」に流れ出し、消化を助けているのです。
ちなみに「胆汁」は、「肝臓」で作られる老廃物の一種です。緑色の液体で、「肝臓」は、絶えず「胆汁」を作り続けています。
このような臓器の関連から、膵臓の病気を治療してくれるお医者さんは、「胆肝膵(たんかんすい:胆管 / 胆嚢(たんのう) - 肝臓 - 膵臓 の略)」に詳しい専門医に見てもらうことが、とても重要です。
【参考】
■ All About Japan : 肝臓・胆道系・膵臓の病気
■ All About Japan : インスリン
※ご注意
本文章は、チプルが本を読んだりホームページで勉強した内容です。
医学的に 100% 正確な内容が保証できません。
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