動画再生 iPod
新しい iPod が発表されましたね。
30GB で 7500曲聴けるのが 34800円、60GB で 15000曲聴けるのが 46800円。妥当といえば妥当な値段でしょうか。
容量が増えて本体が薄くなったのもすごいですね。以前の 20GB モデルは 16.1mm、同様に 60GB は 19.1mm だったのですが、新しいモデルは、30GB で 11mm、60GB で 14mm。重さも 60GB で比較すると 30g ほど軽くなっているようです。
技術の進歩はすごいです。
今回もっとも大きなポイントは、動画の再生ができるようになったこと。日本国内では、主にミュージッククリップの配信などになりそうですが、アメリカではテレビ番組の有料配信などもやるそうです。日本でテレビ番組を有料配信することは色々と難しそうですが、実現できれば iTMS(iTunes Music Store)が国内で開始されたときと同じくらいのインパクトがありそうです。
ただ、日本でテレビ番組を有償で見るということがどの程度浸透するか、ちょっと心配なところですが。
気になるのは、自宅で録画したテレビ番組を iPod で見られるのかというところ。こちらの記事によると、転送したい映像を QuickTime Pro 7 でエンコードしなおす、という作業が必要みたいですね。
ビデオレコーダーなどで家庭で録画した映像は問題なさそうですが、ハードディスクレコーダーなどで録画したテレビ番組を QuickTime などでエンコードしなおす、ということって可能なのでしょうか。
ちょっと悲しいのは、iPod nano と同様に Firewire で曲の転送ができなくなっていること。
過去にも SCSI をバッサリ切ったり、フロッピーディスクを無くしたりと、似たようなことをやってきている Apple。今回の件で、すぐに Firewire が無くなるなんてことはないと思いますが、不安はつのるばかり。
チプルの電気スタンド iMac の USB は 1.0 だし、すぐに見たくなるような動画などもないため、今回はさすがにちょっと見送り。
そろそろ、新しい Mac に買い替える時期なのかなぁ…。