ワンダと巨像
久々にゲームを買いました。
以前もちょっと書いた ICO のチームが作ったとあって、期待も膨らみます。
エンディングはかなり切ないというか、テレビの CM の通り、巨像を倒して何を手に入れて何を失ったのだろう、と思っちゃうエンディング。ネタバレになっちゃうので、あまり細かくは書けませんが、ん? ICO ? ……
ゲームはいたってシンプル。
世界のいろんな場所にいるたくさんの巨像を倒すこと。
巨像にはそれぞれいろんな姿と大きさがあって、中にはそんなに大きくない巨像もいますが、だいたいは出てきた瞬間、鳥肌が立つほどとおぞましさ。こんな巨像をいったいどうやって倒せばいいんだろう、と困惑しながらも必死になって弱点をさがしその弱点に到達するため、アレコレと思考を繰り返す。
巨像には必ず捕まる場所があったりするので、がんばって落ちないようにしがみつきます。ボタンを押していれば、基本的にはまず落ちないようにできていますが、腕力がなくなってくるとチカラ尽きて落ちちゃいます。そうしたら腕力が回復するまで、ひたすら逃げます(笑)。
そして弱点に到達してひたすら、一撃を入れる!
弱点は一箇所とは限りません。
なので、他の場所の弱点も攻めなければ、倒れてくれなかったりします。
空を飛んでいたり、砂丘に潜ったり、水の中に潜っていたり…、いったいどうやって捉まるのさっ、と思いたくなる巨像ばかり。
そんなときは、剣だけではなく弓を使ったり愛馬に跨がりさっそうと駆け回ったりして、巨像を追いかけます。
ICO ほどのなぞときとか、パズル的な要素はありません。
巨像もそれほど難しくないところで見つかるハズです。
そう、つまりは「いかにしてこの巨像を倒すか」というのが重要なポイント。こんなにシンプルで分かりやすいゲームは、今まで無かったかもしれません。
逆に、巨像を倒すことだけをメインの目的と謎解きにしてあるので、ゲームのテーマがとってもくっきりして良かったと思います。
今まで味わったことのないゲームをプレイしてみたい方や、ちょっと捉まってみたい人は、ぜひ。
そうそう、このゲームは究極の「捉まりゲー」と言えるでしょう。
【参考】
■ ワンダと巨像